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【隠れ絶景モデルコース秋田編】乳頭温泉郷・田沢湖・角館・抱返り渓谷・秋田県立美術館

  • 執筆者の写真: TOTO
    TOTO
  • 2024年8月17日
  • 読了時間: 6分

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2018年11月末、親友と二人で4泊5日の秋田旅行に行ってきました。

初秋田で観光情報もほぼ掴めなかったのに、偶然出会った最高の景色に魅了され感動がなかなか消えません。

 


ルート

 

 


Day1


出発日の朝はゆっくりして羽田空港に向かい、ANAの「HND-AXT」便搭乗で午後3時ごろに到着~

事前に予約した乗り合いタクシー「エアポートライナー」に乗って約2時間ほどで乳頭温泉郷に着きました。

片道一人6700円もかかりますが、雪道の運転が怖いから今回はレンタカーなしで~

 

 

昔は韓ドラ「アイリス」にハマり、ロケ地である鶴の湯にはいつか行きたいと思ってたんですが、ようやく8年後に実現!

二代目秋田藩主・佐竹義隆公が湯治に訪れた際に警護の者が詰めた建物として、茅葺き屋根の本陣1~5番は人気過ぎて予約開始直後から埋まってしまうため今回は東本陣で宿泊~

鶴の湯の中で一番新しくて高い(それでも一泊二食一人16650円+暖房費でお手頃)お部屋ですが、ずっと寒い寒いって文句言ってた友達にボロボロの本陣に泊まらせたら殺されてたかも(;’∀’)

 

 

鶴の湯のフロントでスタンプ帳がもらえます。「日本秘湯を守る会」、「日本源泉湯宿を守る会」、「日本文化遺産を守る会」、いずれかの会員宿で1泊につき1個を押印され、3年以内に10個貯めたら無料宿泊特典が1泊付与されます。

スタンプ帳には参加宿のリストも載ってあり、私は自分好みの宿に〇を付けて順次訪問する予定です。

ただ無料宿泊特典は、一部非対応の宿やブラックアウトデーもあり、予約前にはよく確認する必要があります。

 

11月末の乳頭温泉はすでに雪に覆われ、廊下を歩くとかなり冷えてしまいます。野沢温泉もそうですが、どうも昔からの旅館は暖房がよく効かないみたいです。(建物の性質上改築できないから?)



風情溢れるレトロな館内と昔からの内湯

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さすが源泉かけ流し(加水はあり)、泉質は別格ですよ。

 

 

Boseのスピーカーを持ってきてお部屋でBTSの歌を聞きながら踊ってる最中に従業員が夕食を運んできました。

顔が崩れないよう、必死になっていたと思います。驚かせてごめんなさい!追っかけはもうやめました(笑)


夕食はすべてお部屋出しで、山菜と名物の山の芋鍋やたて焼きの岩魚塩焼き等川連塗りのお膳となります。

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素朴な味付けは好きですがちょっとしょっぱい?っていうか秋田の食べ物は全体的にしょっぱい気がしますがなぜだろう?

 


 

Day2


鶴の湯に来たから、一番のチャレンジはもちろん、混浴です!

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男性更衣室からはそのまま入るようになっていますが、女性更衣室は女性専用の「中の湯」を通過して混浴ゾーンに行く形で、そこに岩陰もありハンドタオルで身を隠しながら入れます。

濁り湯だから裸のままでも安心できますが、更衣室から露天風呂に入る瞬間は要注意!

いつも数名のエロおやじがその近くに待機してチョロチョロ覗いています!(その泥棒姿を見て爆笑したんだけどw)

有名とはいえ、その日は爺ちゃん婆ちゃんしかいなく、私たちはいきなり爺ちゃんたちにナンバーされ、婆ちゃんたちは真っ赤の口紅を塗って入ってきてまるで混浴見合い(爆笑)

ということで、楽しかった混浴デビューでした。

 

 

 

昼間はホテルの送迎バスでアルパこまくさバス停まで行き、路線バスで田沢湖へ

田沢湖は雪一滴もなく乳頭温泉とまるで別シーズン~

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ついでに秋田犬も!あんまり気分よさそうに見えないけど。。。。

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*路線バスは1時間1本しかありません。

 


 

Day3


出発前は本陣を見学、朝の曇りが消えいい天気でした。

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同じエアポートライナーの復路に乗って角館駅に降りる(運賃3400円)と、次の宿泊地「夏瀬温泉 都わすれ」より無料送迎が来ています。

全10室掛け流し温泉/露天風呂付の一軒宿で、抱返り渓谷県立自然公園内に位置し、周囲には民家も旅館もなく、正真正銘の隠れ宿です。そのため道幅が狭くカーブも多く、運転にはなかなかのハードルで、特に冬季降雪期間(12月下旬~3月下旬)は交通規制の為、送迎車の利用が必須となります。

その代わり、途中の景色は息をのむほど美しい!

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当時は公式以外予約ルートがなく、唯一予約できるのがJAL温泉マイルでした。


温泉宿に特化した宿泊予約サイトで、一部自社サイトもしくはお電話でしか予約できない宿は、2~4%のJALマイルが別途貯まるからおすすめです。私はこの2泊で2000マイル以上貯めました。

 

約30分でホテル到着~

 

全室掛け流し温泉/露天風呂付の一軒宿で、部屋数は10室しかなく予約のハードルが相当高く、数か月先までほぼ満室です。

料金はリーズナブルなのに、施設、食事、サービスなどすべて予想を遥かに超えて大満足!

台湾元総統・李登輝氏が泊まった噂もあり、オーナーが台湾の方らしいです。乳頭温泉郷でちょっとランク上のお宿をお探しなら姉妹宿の妙乃湯がいいと思います。



入口

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柿の装飾が素敵

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ロビーラウンジ

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クリスマス直前のイルミネーション

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おしぼりとウェルカムドリンク

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ふわふわで暖かそうな絨毯

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こたつのあるお部屋

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地酒を飲みながら陶酔している友達

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露天風呂付の庭と眺望

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マントと妙に合う色浴衣

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2日間の夕食

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夜のライトアップも綺麗

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到着した日は雪が全くなかった

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なのに、翌日起きたらこの光景

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雪景色を見ながら朝食をとるなんて最高じゃない?

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Day4 


朝食後はホテルの送迎車で角館へ、途中で雪が消え再び秋に戻りました。

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武家屋敷エリアを散策しながら紅葉を満喫

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ついでにショッピングも!秋田犬いっぱい買って帰らなきゃ!

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疲れたらワイン一杯でリフレッシュ

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あれ?武家丸どこ行った?どうも夏しか出勤しないらしいT,T

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タクシーに乗って今回のハイライト:新緑と紅葉の名所である抱返り渓谷へ

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途中でいきなり雨が降りはじめ、そしてすぐに止んで綺麗な虹が出現!

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ようやく抱返り渓谷到着

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以前は人がすれ違うときにお互いに抱きかかえるように返さなければ通れなかったほど、狭く険しい山道だったことから、「抱返り」と呼ばれるようになりました。

 

冬季閉鎖の直前だったからか、あの日は私たち二人以外、誰もいなかったんです。

そして天気もその瞬間瞬間に変わり、晴れたり曇ったり、雨が降ったり止んだり、暖かかったり寒かったり。。。。。その短い時間に春夏秋冬を過ごしたような、何年経っても記憶が鮮やかで不思議な体験でした。

 

 

渓谷に入ると抱返神社の黄金色の世界

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前に進むと神の岩橋

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もうちょっといたかったんですが寒すぎて仕方なく帰り道へ。。。。。

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Day5


ミニライブラリーコーナーで朝の時間をつぶしチェックアウト

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秋田県立美術館に入ってすぐに目に飛び込んでくる螺旋階段

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建物がひっくり返したように見える不思議な水庭

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秋田市内はあんまり観光できるところがなく、ここのカフェでゆっくりして東京に帰りました。

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SFC修行がそろそろ終わり、足りないプレミアムポイントを計算して行きはスーパーバリュー75、帰りはプレミアム28の航空券を購入~

最後の日は思い存分遊んで遅い便で帰ると、夕食の支度をしなくて済むプレミアム席の搭乗が好きです。

 

国内旅行百回以上行ったとしても、今回の秋田旅行は時々思い出すほどインパクトがあります。ぜひこのルートをおすすめしたいと思います。

 



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