最低価格保証(ベストレートギャランティ)の利用で宿泊代を大幅節約!各ホテルグループの申請方法や条件も徹底解説!
- TOTO

- 2022年12月26日
- 読了時間: 14分
更新日:2024年2月4日

BEST RATE GUARANTEE(ベストレートギャランティ、略称BRG)は、「ホテルへの直接予約は、最も安い料金で予約できることを保証すること」の意味で、最低価格保証やベストレート保証などとも呼ばれ、ホテルの公式サイトにはよく見かけます。
なぜ、宿泊施設は「最安値保証」を打ち出すのでしょうか?
旅行会社や予約サイトを通すと、予約額の10%~20%ぐらい高額な手数料が発生するからです。
ただ同じ料金にしても、予約サイトのほうが使いやすい、ポイントが貯まるなどの理由で、予約サイトを選ぶ人が多いでしょう。
そのため大きなホテルグループは、基本更なる割引やポイントなどの補償を併せて提供します。宿泊実績や会員特典ももちろん付いてくるので非常にお得です。
*小さなホテルチェーンや単体の宿泊施設は、ウェルカムギフトや館内施設クーポンなどを提供する場合もあります。
目次
BRGの条件
BRGの条件は、基本予約内容がすべて同じであること(差額が1%もしくは1USD以上)です。ただ審査の厳しさによって成功率が全然違います。
条件は概ね下記のようです。
プラン内容(食事、クレジットやボーナスポイントなどの有無)
宿泊日とチェックイン・チェックアウト時間
宿泊人数
客室タイプ(スーペリア、デラックスなど)
ベッドタイプ(キング、ツインなど)
ビュー(ガーデンビュー、シティビューなど)
精算方法(前払い、現地払いなど)
支払通貨(同一通貨への換算が必要)
キャンセルポリシー(キャンセル無料、キャンセル不可など)
*無駄にならないよう、細かくチェックした後にBRG申請しましょう。
主な共通ルール
公式予約ルートのいずれか (公式サイト、公式アプリ、カスタマーセンター、ホテルに直接連絡など) を通じて予約
オークション、非公開の料金、法人契約レート、団体やパッケージ料金、授業員や有料会員資格保有者など特定の人向けの料金、長期滞在者用の契約料金、政府の助成金を受けている料金などが対象外
予約が完了するまでホテル名が開示されないサイト、予約が即時確約されないサイトが対象外
複数の料金で予約可能な場合、その客室タイプの最低料金で予約した場合のみ対象
基本24時間以内に承認可否の返事が来る
BRG承認後の変更やキャンセルはリクエストが無効になる
MARRIOTT BONVOY
BRG条件
マリオットの公式ウェブサイトまたはMarriott Bonvoyアプリ以外のウェブサイトやアプリで、同一日程で同じホテルの同じ客室タイプに対してより低レート (「比較対象レート」) を見つけた場合
リクエストフォーム
補償内容
客室を比較対象料金と同額としたうえで、さらに比較対象料金から25%の割引 (Design Hotelsでは20%割引)、または5,000Marriott Bonvoyポイントのどちらかを選択可能
注意事項
予約後24時間以内かつ通常チェックイン時刻の24時間前までに申込が必要
全宿泊期間の一部日程のみのリクエスト不可、同一地域で1週間以内の複数の宿泊は、1回の滞在とみられる
1週間以内に同一地域の複数予約は、比較対象は総額ではなく1泊ずつの料金
Qunar、eLong、Meituan Travel、Ctrip/Trip.com及び系列サイト、Fliggyの事前払い、事前購入、または払戻不可レート、WeChatのレート、Design Hotels公式ルートは対象外
ザ・リッツ・カールトン・モントリオール、ザ・リッツ・ロンドン、バケーションクラブやレジデンス及びホーム&ヴィラなどの施設には非適用
税抜価格で比較されるので、税込価格が公式より低くても税抜価格が上回る場合、対象外となる
TIPS
5000ポイント≈4500円で、総額18000円 (Design Hotelsでは2万円)を超える予約には割引のほうがお得
神戸、大阪、京都のように近いのに同一地域として取り扱われない場合は5000ポイント複数回申請で活用
コロナ後は著しく厳しくなった気がする
HYATT
BRG条件
予約完了後24時間以内に、ハイアットのウエブサイトにおいて予約可能な客室料金よりも、同一の滞在(例えば、ホテル、ルームタイプ、宿泊者数、日程、滞在期間、特典、保証およびキャンセル規約、予約条件などが同一のもの)について1米ドル以上安い、インターネット上で一般公開され、かつ、即時に予約可能な客室のみの料金(「競合料金」)を見つけた場合
リクエストフォーム
補償内容
競合料金からさらに20%割引または5000ポイントのいずれかを選択
注意事項
予約後24時間以内かつ通常チェックイン時刻の24時間前までに申込が必要
競合料金が異なる通貨で表示される場合、同じ通貨に換算後の料金差異が3%を超える場合のみ対象
同一施設での連泊は1予約として、1回のみ補償可能
レジデンスまたはバケーションクラブ、あるいは長期滞在型アパート、ユアコーブなどハイアット以外のブランド、M Lifeリワード及びSLH対象施設やオールインクルーシブリゾートは対象外
比較対象が別途金銭価値のある施設特典を含むパッケージ料金なら申請可能
TIPS
5000ポイント≈10000円で、総額50000円を超える予約には割引のほうがお得
BRG補償内容のリニューアルとともに審査が緩くなった感じ
HILTON
BRG条件
予約前もしくは予約完了後24時間以内に、同一の滞在内容と条件でもっと安い対象料金を見つけた場合
リクエストフォーム
補償内容
比較対象料金から25%の割引
注意事項
ヒルトンの公式ウェブサイトまたはアプリ以外の予約ルートが比較対象
ヒルトン公式ルートに同一条件で複数の料金が提供される場合は最低価格での予約のみ対象
オンラインもしくは電話での申込可能、チェックイン前日もしくは当日のBRGは電話のみ受付可能
比較対象料金がアプリの場合はオンライン申込でスクリーンショットが必要
48時間以内に承認可否の返事が来る(電話はその場で)
連泊予約は総額からの比較となる
中国本土のハンプトンホテルは対象外
TIPS
唯一予約しなくてもBRGできるホテルグループで、手間がかからずキャンセル不可料金でもリスクなしで利用可能
審査がかなり緩くて承認率も各ホテルグループのトップらしい
IHG
BRG条件
予約後24時間以内に、ホテル、ご利用人数、日程などがすべて同じ条件で、対象となる他サイトにてさらに安い料金をオンラインで発見された場合
リクエストフォーム
補償内容
客室を比較対象料金と同額としたうえで、通常ポイントの5倍を付与される(客室料金のみ適用、上限40,000ポイント)
注意事項
IHG直販チャネルで予約後24時間以内及び当該ホテルの標準のチェックイン時間24時間以上前に申込が必要
中国本土、マカオ、香港、台湾にあるIHGホテルは適用外
確定された予約の再販が可能なウェブサイトの料金は対象外
5倍ポイントのうち基本ポイントを超えた部分はIHG One Rewardsのエリートステータスの加算対象外
TIPS
1USDにつき50ポイントの獲得なので、4万ポイントの上限を考えると800USD以下の料金がお得
ACCOR
BRG条件
予約後24時間以内に、同一のホテル、日程、宿泊日数、料金条件、客室タイプ、宿泊人数の客室が、第三者の予約チャンネルにおいてより安価な料金を見つけた場合
リクエストフォーム
https://help.accor.com/s/contact?language=ja&topicId=0TO3W000000GqfJWAS&webFormId=a0i3W000001w35EQAQ
補償内容
第三者の予約チャンネルの料金を適用し、さらにフェアモント、ラッフルズ、スイスホテルを10%、その他の対象ブランドを25%割引される
注意事項
25アワーズ、アンサナ、アートシリーズ、バンヤンツリー、ブレークフリー、カシア、デラノ、ダワ、エラン、グリート、ハンティング、ハイ・イン、ハイド、Ji、マンティス、マントラ、マンシン、モンドリアン、ワンファインスティ、ペッパーS、リクソス、SBE、SLS、スターウェイ、ザ・ハウス・オブ・オリジナルズ、トライブ、及びマカオ特別行政区のホテルは対象外
異なる通貨で表示される場合、同じ通貨に換算後の料金差異が5%または5ユーロのうち高いほうを超える場合のみ対象
予約後24時間以内かつ到着予定日の48時間前までに申込が必要
TIPS
アコーのBRG申請は予約したホテルの予約課が処理するので、否認される場合はカスタマセンターにクレームを言うと成功率がだいぶ上がる
Shangri-La
BRG条件
予約後24時間以内に、他のウェブサイトにてより安い客室料金を見つけた場合
リクエストフォーム
ホテルによって異なり、東京シャングリラはこちら
補償内容
比較対象料金から更に10%割引
注意事項
ほかのプロモーション(クーポンによるプロモーションなどを含む)と同時適用不可
CHOICE
BRG条件
予約後24時間以内及びチェックイン日の朝6時より48時間前までに他サイトで同条件(日程、客室タイプ、宿泊日数、通貨、宿泊人数、支払条件など)で、より安い料金を見つけた場合
リクエストフォーム
補償内容
比較対象料金に調整した上、アメリカとカナダ居住者には50ドル相当の補償、ほかの地域居住者には1泊目無料サービスを提供
注意事項
WoodSpring SuitesTM、Vacation Rentals by Choice、all-inclusive Ascend Hotel Collection properties、properties in Las Vegas, NV that include a casinoは対象外
Google、Bing、Kayak、Trivago及びTripAdvisorなどの検索エンジンは対象外
TIPS
補償は1泊目のみ無料で短い宿泊がお得。よく利用するホテルのグレードを考えた上、50ドルもしくは1泊目無料のどちらかがお得によって居住地を登録するといい。
WYNDHAM
BRG条件
予約後24時間以内及びチェックイン日より48時間前までに他サイトで同条件(ホテル、日程、客室タイプ、通貨、宿泊人数)で、より安い料金を見つけた場合
リクエストフォーム
補償内容
比較対象料金に調整した上、3000ボーナスポイントを付与
BEST WESTERN
BRG条件
予約後24時間以内に他サイトで同条件(ホテル、日程、客室タイプ、宿泊日数、通貨、宿泊人数、支払条件など)で、より安い料金を見つけた場合
リクエストフォーム
補償内容
比較対象料金に調整した上、100USDのトラベルカード(次回宿泊から利用可能)を提供
注意事項
連泊の場合、合計金額と低い金額が比較対象となる
比較された際の差額は、1ドル(USD)を超えればいい
TIPS
BEST WESTERNは元々宿泊代金が低く、BRGの成功率も高いです。獲得した100USDのトラベルカードを次回の予約に使い、再度BRG申請をすれば、また100USDのトラベルカードをもらえるので、無限に繰り返せば2回目からはほぼ無料で宿泊できると考えてもいい。
Four Seasons
BRG条件
予約後24時間以内及びチェックイン時間より48時間前(英語サイト以外は72時間)までに他サイトで同条件(ホテル、日程、客室タイプ、眺望や部屋面積、キャンセル条件、宿泊人数、支払条件など)で、より安い料金を見つけた場合
リクエストフォーム
補償内容
比較対象料金へ調整
注意事項
比較対象料金により良い特典(無料朝食、無料もしくは割引の施設及びサービスの使用など)が含まれても、BRG承認後は提供されない
Mandarin Oriental
BRG条件
予約後24時間以内及び到着予定日より48時間前までに他サイトで同条件「ホテル、客室タイプ(客室面積、ベッド、ビュー、アメニティなど)、料金タイプ、ご宿泊人数、ご利用日、宿泊日数、料金規定(キャンセルポリシーなど)」で、より安い料金を見つけた場合
リクエストフォーム
補償内容
比較対象料金へ調整した上、更に10%の割引
注意事項
Fans of M.O.特典が含まれた予約は適用外
国内ホテルグループ
内容がほぼ変わらなく、プリンスホテルと東急ホテルズを例として説明します。
プリンスホテル
BRG条件
公式窓口で直接予約後24時間以内及びチェックインの72時間前までに他サイトで同条件「ホテル、部屋タイプ(眺望や階層)、サービスや特典内容(アメニティ内容含)、ベッドタイプ、宿泊日(到着日・出発日)、人数、滞在時間(チェックイン・チェックアウト時間)、精算方法、キャンセル条件」で、より安い料金を見つけた場合
リクエストフォーム
もしくは予約した宿泊施設の予約係に直接電話で申し込む
補償内容
比較対象料金への調整のみで別途補償がない
比較対象外料金一覧
法人契約や団体向け商品、旅行代理店の取扱商品など
特定の会員組織を対象とした商品
為替レートにより変動する商品(日本国外サイトでの商品を含む)
他社運用Webサイト独自ポイントやクーポン割引後の料金
他社運用Webサイトが独自に行う割引など、ホテル・旅館が関与できない販売料金
TIPS
条件がかなり厳しく対象外料金も多いため、よく確認した上直接電話で申し込むと効率的
東急ホテルズ
BRG条件
公式窓口で直接予約後24時間以内及びチェックインの72時間前までに他サイトで同条件「ホテル、宿泊プラン、宿泊日、宿泊日数、宿泊人数、部屋タイプ、滞在時間(チェックイン・チェックアウト時間)、精算方法、サービス、販売条件、キャンセル条件、特典」で、より安い料金を見つけた場合
リクエストフォーム
不明
補償内容
べストレートに会員割引
比較対象外料金一覧
ウェブサイト上で予約ができない商品
他社インターネット予約サイト独自のポイントやクーポン等を割引とみなした料金
他社インターネット予約サイトや旅行会社による販売等、ホテル側が関与出来ない料金
特定の会員組織や法人契約等、一般のお客様を対象としていない料金
特殊な精算方法(ネットオークション・共同購入等)、クレジットカード、デビッドカード、バウチャー、クーポン券等を前提とした料金
宿泊以外の施設利用や交通機関、食事などを伴うパッケージ商品
為替レートにより変動する商品
TIPS
公式サイトは、BRGに関する説明が曖昧で事前に詳しい内容の確認が必要
ホテル連合
LHW
BRG条件
予約後24時間以内及びチェックイン時刻の72時間前までに同じ内容でより低い料金が確認された場合
リクエストフォーム
お電話(0120-086-230)でも承る
補償内容
比較対象料金へ調整
注意事項
前払い、キャンセル不可、払い戻し不可の料金は比較対象外
宿泊日数が2泊以上の場合、料金は1泊分ごとに比較される
GHA
BRG条件
一部のホテルブランドしか提供せず共通の条件もなく、それぞれのホテル公式にて確認する必要がある
リクエストフォーム
各ホテルブランド公式サイトにて確認
補償内容
比較対象料金へ調整した上、更に割引(Kempinski25%、ANANTARA&AVANI&PANPACIFIC&NICCOLO&TIVOLI&MARCO POLO&CORINTHIA&LUNGARNO&NH&OUTRIGGER10%、
Viceroy25USD相当のポイント、SUKHOTHAI THB500スパクレジット...ETC)
SLH
BRG条件
予約後24時間以内及び到着日の3営業日前までに他サイトで同条件「宿泊日、宿泊日数、宿泊人数、部屋タイプ、食事内容、通貨、キャンセル条件」で、より安い料金を見つけた場合
リクエストフォーム
reservation@slh.com にメール
補償内容
比較対象料金へ調整
注意事項
SLHでの予約はフレキシブル価格かつ無料キャンセル期間内である
プロモーションコードを使用しない比較対象料金のスクリーンショット及びリンク両方の提出が必要
比較された際の差額は、5GBP/EUR/USDを超える必要がある
Preferred
BRG条件
予約後24時間以内に他サイトで、より安い料金を見つけた場合
リクエストフォーム
補償内容
比較対象料金へ調整
注意事項
Agoda、Priceline、Hotwire、Kayak、Booking.com、Groupon Getaways、Living Social Escapesなどのフラッシュセールもしくはオークションサイトが対象外
前払いや無料キャンセル不可の料金は対象外
下記ホテルは対象外
その他OTA
OTAのBRGは、基本見つけた安い料金への調整だけで別途ペナルティがありません。
ただ予約後24時間以内に提出する制限がなく、大体チェックインの1日前までであれば、何度でも申請可能で柔軟性がかなり高いです。
Agoda
リクエストフォーム
BRG規約
Booking
リクエストフォーム
専門リンクがなく、カスタマーサービスチームに問い合わせる必要がある
BRG規約
リクエストフォーム及びBRG規約
HotelsCombined
リクエストフォーム
BRG規約
BRG便利ツール
私にとって一番使いやすいのがGoogleです。
ホテル名をそのまま検索し、右側の詳細の下の赤い枠をクリックすれば一番安いサイトが出てきます。


更にチェックイン日をクリックすると最低価格のカレンダーが出てくるのでいつが安くてBRGしやすいのも一目瞭然~

宿泊日が決まっている場合、HotelsCombinedのアプリでいくつかお気に入りのホテルを選び、それぞれ「料金が下がったらお知らせします」というアラームを設定すれば、今より低い価格が現れるたんびにBRG申請ができます。
まとめ
BRGにはそれなりのスキル、情報量、英語能力や、面倒くさがらずカスタマセンターとのやり取りが必要で、誰にも合うことじゃないですが、その分収穫が大きく、海外では手数料を取って仕事としてやっている人もいます。
私の場合は、BRGを脳トレとしてやっていて失敗しても気にせず成功したらラッキーって感じ~
BRGアドバイス
1.最初から補償目的なら、比較対象料金を見つけたらすぐに予約してBRG申請をする。失敗したらホテルもしくは宿泊日を変えて再度申請する余裕もある。
2.キャンセル無料のプランを予約すると、BRGが失敗しても損はしない。予約した後安い料金発見しても、元の予約をキャンセルして再度予約・BRG申請ができる。
3.アメリカのホテルグループはできるだけ英語のサイトで申請し、アメリカ本部の勤務時間に合わせて提出するのがおすすめ。日本語のサイトは業務をよく知らない日本人スタッフに断られたり、時間外の場合はインドチームに飛ばされて断られることが多く、アメリカのほうが緩くて融通も利く。
4.比較対象料金のスクリーンショットはもちろん、必要時はキャンセル無料の比較対象料金で一回予約しスクリーンショットを保存すると、断られる際に証拠として提出できる。
5.BRGの規約を完全に把握した上に申請すると無駄な時間が減る。たまには条件に満たさなくても承認されるケースもあるが当てにはなれない。
6.色んな理由で否認されることが多く、向こうが間違えた場合は、スクリーンショットなどを添付して一回返信してみる。それでも断られると、BRG申請を改めて提出して別の担当者に回したほうが成功率が高い。



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